大晦日、正月飾りが夕暮れになってしまうのは、我が家の伝統らしい。
毎年、自戒。(笑)
いとこ、NPO法人 「自然と共に生きる会」理事長 相原俊雄89才が、小学校校長を退職後、森や農園をつくり哲学した「露満荘」。
泊まりに来ている孫と、橙やレモン、小みかんなどを藪の中にもらいに行った。
あとを頼むと託されているが、草を刈ることもままならない。
しかし、この自然と、人と、子どもたちと共に生き、河之内、音田、雨滝、我が家を世界一と言ってはばからない大いなる志。
何とか引き継いで行きたいものだ。
園内休憩所のベニヤ板壁に書かれた言葉、読み返してみた。
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「自然と共に生きる人間のあり方」
人間は一茎の葦にすぎない。
自然の中で最も弱いものである。
だが それは、考える葦である。
人間の尊さは、自分が死ぬること!と、
宇宙が人間の上に優越すること!
それを よく知っていることにある。
だから われわれの尊厳のすべては
よく「考えること」のなかにある。
自然と共に生きる。
人間としてのあり方を求め
正しく考え、よく行うように努めよう!
170万年前、人類の祖先が誕生した。
地球と宇宙は初めて、その理解者を得たのである。
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ストンと腑に落ちるようになった。
もっともっと、長生きしてほしい。
来年は同士を見つけたい。