2月1日 視察研修2日目
国重要文化的景観 田染荘小崎 (豊後高田市)
かねて行きたいと思っていた「田染荘(たしぶのしょう)」へ農業委員・農地利用最適化推進委員で訪れることが出来ました。
5年くらい前からFB友達となっていた、事務局長の蔵本さんともご対面。
生憎の雪降りで、田園内を散策することは出来ませんでしたが、Iターンの蔵本さんやUターンの河野委員長に「ほたるの館」でご説明をいただきました。
すぐ近くまで迫っていた圃場整備をせず、昔のままで生き残る道を選択した小崎集落。
田園景観やヒノヒカリのブランド米、都市交流を生かすことで地域の持続を図ろうとしている姿がありました。
その活動は、私が目指すものと極めて近く、形が出来上がっており大いに参考になりました。
この事業は、国、行政の手厚い支援・指導の下に、地域の熱心な取り組み、蔵本さん等のボランティア活動によってなされ維持されているものと思われます。
43戸の内若者など移住者が6戸もいる反面、過疎高齢化、農業後継者不足などの課題は抱えており、この15年で人口が半減近くとなっている現状からも伺われ、中山間地域対策の困難さを改めて感じました。
翻って、我が河之内や音田集落にはかけがえのないない歴史文化、産業、風景資産に加え、住みやすい立地条件ががあることを再認識し、みんなにも伝えたいと思いました。
恐らく今日は、条件的にも最も厳しい日。
また、美しい時に皆で訪れたいと思います。